スタッフ紹介
ヒプノバーシング 講師、心理カウンセラー。宮城県出身。20代は日本企業、30代は外資系で勤務。2010年より海外在住。英国心理カウンセリングディプロマ取得。病院・カウンセリングセンターで臨床経験を重ねる。
2006年ヒプノバーシング を取り入れて次男出産。東京の同じ総合病院の産科で出産したのに、妊娠中から出産後まで自分の感情、思考、経過がおどろくほど違っていることをひしひしと実感。この体験がターニングポイントになり、人の役に立つことがしたいと思うようになる。
ヒプノバーシング は当初対面クラスのみだったが、遠距離の受講希望者にオンラインでのプログラムを開始。ズームなどを使って自宅にいながら学べる環境が好都合と好評を得ている。
ヒプノバーシング のプログラムでは内容を伝えるだけでなく、可能な限り妊婦さんひとり一人のメンタルケア、不安など具体的にサポートしながら対応している。
略歴
ヒプノバーシング協会を設立したKatherine Graves女史によるKG Hypnobirthing Trainer Course終了
RCM(Royal College of Midwives)認定コース
英国カウンセリング心理療法協会(BACP)登録
CPCAB 心理カウンセリングディプロマ
KGHヒプノバーシングトレーナー
PGCertクリニカルヒプノセラピー
NLPマスタープラクティショナー
NLPマムトレーナー
ごあいさつ
はじめまして、ヒプノバーシング トレーナーのウイルソン寛子です。
2006年に初めてヒプノバーシングに出会い、次男を出産しました。
出産記録
長男の時は、「出産」に対してどうなるのだろうと不安があっても、「病院へ行けばなんとかなる」と何の疑問も持っていませんでした。
陣痛が来て一旦病院へ行ったものの、微弱になって自宅へ逆戻り。こんなこともあるのね。と夫婦で気が抜けましたが、翌日陣痛が強まり今度こそといそいそ再度病院へ。
すること全てが初めてだったので、不安もありました。中でも分娩台で『会陰切開しますね』、とドクターに言われ、「そうなの〜?!」と思いつつ、言われるがまま。他に為す術もなく、まさにまな板の鯉。
ヒプノバーシング体験
その後、育児に追われながらの第二子妊娠中、縁あって友人からヒプノバーシングを紹介されました。『母子ともにメリットがあるのよ』の言葉は半信半疑だったものの、そんな方法があるのだったらと思い試してみることに。
初めてみせてもらったビデオは衝撃でした。自分の出産とはまるで違う平和で静かな出産シーンに息を呑み、穏やかな表情は羨まくもあり。自信はないけどやる価値はある。呼吸法、イメージトレーニング、CDで復習など取り組むうち、気持ちや行動も変わっていくのに気がつきました。赤ちゃんと一緒に頑張っていると思えたのも貴重な経験でした。
その後予定日近くになって自宅で破水しそのまま病院へ。幸せな気持ちで一体感を感じながら赤ちゃんを迎えることができ、これほど力強く喜びに満ちた体験ができるなら、もっと早く知って上の子の時もこうやって産んであげたかった。心からそう思いました。
もっとたくさんの女性に知ってほしい。
出産や痛みに対して不安を抱いている妊婦さんがたくさんいます。出産がトラウマになったり、産後うつの要因の一つになってしまったり。
出産に対してもっと知識や準備ができていたら、いらない後悔や罪悪感を感じなくて済む女性がたくさん増えるはず、防げることや回避できることがたくさんあると感じています。
誤解のないようにしたいのですが、ヒプノバーシングは絶対こうでなければとか、医学を否定する考え方でもありません。
また自然分娩が一番かというとそうとは言えないこともあります。例えば赤ちゃんの、お母さんの命を守るため、出産をスムーズに進めるために帝王切開必要な時もたくさんあります。ですから「帝王切開だったから失敗だった」とか、「上手くいかなかった」と後悔する必要は本来なくていいはず。
ヒプノバーシング のプログラムは自分の出産をもう一度振り返るきっかけを与え、女性がもっと楽に自然に出産できるためのアシスタント。女性のそして家族みんなのサポーター、そういう役割を担っています。